日高町の観光振興をサポート
「はぐれコキリコ」や「花街の母」などの代表曲で知られる作詞家のもず唱平さんは、
和歌山大学観光学部客員教授の肩書きを持ち、地域の観光振興にも高い見識をお持ちです。
初の日高町訪問では自慢の天然クエに舌鼓を打ち、「本当にうまかった。この町をもっと多くの人たちに知ってもらうため、役に立ちたい。歌で観光振興を図るモデルケースになれば」とクエのまちをテーマにした歌作りを申し出てくださいました。
日高訪問、聞き取りや試食
作詞を担当するのは和歌山大学観光学部の学生たち。もずさんが受け持つ「大衆音楽と観光」の講義を受講する16人が、それぞれ「クエ」をテーマに作詞し、中から数点を選びます。
学生らは昨年12月に来町、クエの味に舌鼓しました。
また、漁師や調理師に話を聞くとともに、地域住民と交流しながらイメージを膨らませていきます。
写真左:
和歌山大学観光学部に「感謝」の意味で魚拓を寄贈。
写真右:
小田章和歌山大学学長にクエネクタイもプレゼントしました。
名前が縁で日高町のイベントに
作曲は、関西を中心に活動する男女2人組のユニットで、名前が縁で日高町のイベントにも出演している「QU-E」が手がけます。
「QU-E」と日高町との関係
魚のクエからユニット名を取ったグループで、2006年フジテレビ『めざましテレビ』秋のめざうたコンペ全国第2位になった時、クエの町日高町でも是非応援して欲しいとのメールが日高町に入り、メールをきっかけにその年(平成18年)のクエ・フェアに初参加し昨年(平成20年)で3年連続で
クエ・フェアに参加している。
また昨年(平成20年)の12月21日には、日高町商工会青年部創立40周年記念事業として「クリスマス QU-E Live イン クエの町ひだか」を日高町農村環境改善センターにて開催し約700名を動員した。
大阪芸大でオペラを専攻していた2人が2003年にQU-Eを結成、現在大阪を中心に活躍中でテレビ・ラジオにも数多く出演しテレビ和歌山、和歌山放送にも出演している。最近は東京方面に於いても活躍中。
CDに収録されている「九絵のバラード」「クエクエboogie-woogie」の2曲を、MP3にて一部試聴していただけます。もず唱平先生を始めとした、多くの関係者の尽力によって生まれた名曲を、ぜひお聴きください。
(下のボタンをクリックすると、MP3ダウンロードが始まります。)
とき:平成21年9月23日(水・祝)
会場:日高町農村環境改善センター(日高町役場裏)
素晴らしい2つの作品「九絵のバラード」と「クエクエboogie-woogie」をご披露した後に、特別ゲストとして数多く紀州の歌を唄われ、そして歌詞にクエが入っている「紀州みなと祭」を唄われている鳥羽一郎さんの出演があります。