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ニッポン全国鍋グランプリ2018
日本最大級の鍋料理コンテスト「ニッポン全国鍋グランプリ2018」が27,28日の両日、埼玉県和光市で行われ、来場者の投票の結果、「本場和歌山県日高町の天然クエ鍋」が見事グランプリ(金の鍋賞)に輝きました。
ニッポン全国鍋グランプリ2018
ニッポン全国鍋グランプリ2018
ニッポン全国鍋グランプリ2018
鍋グランプリは、2005年から埼玉県和光市で毎年開かれ、14回目となる今回は、全国24道府県から62チームが参加。2日間で、のべ14万2千人が訪れました。各地の鍋は、1杯300円から500円で販売され、食べ終わった容器を投票券と交換して、好みの鍋に投票する方式で行われました。

人気上々、常に長蛇の列

ニッポン全国鍋グランプリ2018
ニッポン全国鍋グランプリ2018
クエ鍋は前々回の鍋グランプリに出場して人気となったことや全国ネットのテレビ、SNSでも取り上げられたことなどで注目の的。ブース前には順番待ちの行列ができ、初日は販売を予定していた1000食が売り切れて2日目分の200食を追加して販売。2日目は来場者がさらに増え、常に100人を超える長蛇の列が、とぎれないほど。メンバーはめまぐるしい忙しさの中、クエフェアで培ったノウハウを生かして、手際よく調理、配膳、笑顔で接客。商工会、旅館民宿組合、役場のスタッフら20人が鍋の炊き出しなどを行いました。
ニッポン全国鍋グランプリ2018
ニッポン全国鍋グランプリ2018
ニッポン全国鍋グランプリ2018
クエはその容姿とは違い、身は繊細な白身で淡白、脂が乗っているのにしつこくなく、上品で深みのある味わいで来場者から「脂が乗っておいしい」「本場のクエを食べられてうれしい」などと好評でした。 大会に向けて、約270キロ、2000食分のクエを用意。具材はクエの身やアラのほか、白菜や豆腐などを入れて、水炊き風に仕上げました。「企業秘密」という試行錯誤を重ねて作ったオリジナルポン酢も使用。会場では、1杯500円で提供。2日間とも完売しました。

2年ぶりに参戦、日本一に

ニッポン全国鍋グランプリ2018
ニッポン全国鍋グランプリ2018
表彰式では、和光市商工会の斎藤和康会長から表彰状、トロフィー、副賞などが贈られ、スタッフ一同涙を流して大感激。クエ鍋は埼玉県知事賞も同時受賞。さらに20年のグランドチャンピオン大会の出場権利が得られる「J-ブランド鍋」の認定書は、前々回鍋グランプリの3位入賞の際に贈られたが、日本一の鍋としてあらためて認定書が交付されました。 九絵の町づくり推進実行委員会委員長の山田理司日高町商工会長は「今回は参戦する前から絶対日本一になってやろうという気持ちはあったが、牛すじシチュー鍋の人気を見て不安もあった。何とか挽回できたのはスタッフ一同団結して頑張ったおかげ。天然クエ鍋の本当のおいしさを存分にPRできた」と笑顔。さらに「グランドチャンピオン大会に向けてプレッシャーはあるが、クエ鍋をもっと研究して頑張りたい」と意気込んでいる。 クエのプロモーションを展開している日高町観光推進戦略プロジェクト協議会会長の松本秀司町長も「夢にまで見た日本一がかない感無量。スタッフや関係者の皆さまに感謝申し上げたい。和歌山に胸をはって帰れる」と話していました。
ニッポン全国鍋グランプリ2018
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